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    自動系統集団(ASL)、ファーウェイと提携して産業のデジタル変革を促進

自動系統集団(ASL)は香港市場に重点を置き、技術、統合、サービスにおける専門性を活用して、粤港澳大湾区における「一帯一路」構想の実施と地域のデジタル変革を促進しています。

香港の粤港澳大湾区を俯瞰で見た様子

自動系統集団(Automated Systems Holdings Limited、ASL)は、40年以上前に中国香港で設立され、20年以上にわたって香港証券取引所のメインボードに上場されています。ASLは主に、業界ソリューション、インテリジェントサイバーセキュリティサービス、ワンストップIT統合管理サービスを提供しています。ASLは2011年からファーウェイと提携しています。この提携は、教育セクターのプロジェクトを実施する2社から始まりました。その後、9年間にわたって提携はより強固となり、現在の戦略プロジェクトは複数の業界にまたがっており、売上高は前年同期を上回っています。

提携により香港市場拡大に成功

ファーウェイは市場浸透率を高め、革新的なICT技術と総合的なリソースを提供することを決定しました。一方、ASLは技術、統合、サービス関連の能力と、7つのR&Dセンター、1,000人以上の優秀なプロフェッショナル、40年以上の経験を活かし、販売前から販売後までカバーするサービスを提供しています。ASLはファーウェイとともに業界ごとに革新的なワンストップICTソリューションをお客様に提供し、相乗効果とWin-Winの成果を実現しています。

医療機関による次世代型非侵襲サービスの提供の実現

医療機関では近代医療技術に対するニーズが高まっており、次世代の情報システムに対する要件が高くなっています。しかし多くの場合、購入したICTシステムの大半は顧客の期待を下回っています。データが増加するにつれて、ICT製品の性能とサービス要件のギャップは広がります。また、概念実証(PoC)の実施に伴う困難など、技術力の限界から、ICTシステムを包括的に導入できませんでした。

ASLとファーウェイは、香港の医療分野の顧客から信頼を得ています。例えば、香港のある医療機関では、高精度、低リスク、非侵襲性の出生前DNA検査の開発を目指しており、そのためのサーバーおよびストレージ要件は非常に高いものでした。ASLは、その優れたシステム統合能力とファーウェイの高度なストレージ技術を活用して、この顧客にワンストップ高性能コンピューティング(High Performance Computing、HPC)ソリューションを提供しました。ファーウェイでは、研究開発センターを通して実際のシナリオに近いテストを顧客が行えるよう、オンサイトに技術者を配置し、豊富な経験に基づいて迅速かつ専門的な提案を行っています。また、杭州にあるファーウェイの研究開発センターは、このプロジェクトを強力に支援し、新システムの導入に対する顧客の信頼を大きく高めました。厳しい販売前技術性能試験を繰り返した結果、ファーウェイの技術は大容量ストレージ操作中のスピードの点で、競合他社に対して大きな優位性を持つことが証明されました。このため、医療機関はASLとファーウェイをサプライヤーとして選定しました。最後に、ファーウェイのHPCソリューションは、顧客が数年間直面してきた技術的限界を克服する上で役立ちました。1年間の運用後には、ファーウェイのHPCソリューションがサービス品質の面で顧客の期待に応えるだけでなく、顧客がビジネスを継続的に発展させ、出産前サービスの品質向上に役立ったことが実証されました。

教育機関におけるデジタル変革の促進

香港の高等教育機関は、アジアで最先端の教育を提供しています。このような学校では、教育の質を向上させ、教育内容の増加に伴う圧力の高まりに対処するために、最新のICTによるデジタル変革が必要とされています。しかし、大学のキャンパスは通常、面積が広く、それが技術実装の障害となっています。さらに、大学生の生活や学習活動において携帯電話やノートパソコンなどのモバイル機器が広く使用されているため、困難の度合いが高くなっています。多くの大学では、まず、ネットワーク速度の遅さや信号受信不良などの技術的問題を解決する必要があります。このような問題の解決なくして、教育の最適化は不可能です。長い歴史を持つある香港の大学も同様の問題に直面しましたが、ASLとファーウェイは、キャンパスネットワーク全体をアップグレードして拡張可能な100GBの高速バックボーンネットワークを提供しました。設置されたアクセスポイントは1,000個以上になりました。次世代無線ネットワーク技術は現在、キャンパス全体をカバーしており、大学が便利で高速なオンラインプラットフォームを提供することで、学生のデジタル体験を大幅に向上させ、キャンパスのデジタル変革を加速させています。

ファーウェイが認める、卓越した強み

ASLはファーウェイの最高レベルのパートナーの1つであるだけでなく、ファーウェイが認める数少ない最高レベルのサービスプロバイダの1つでもあります。提携開始以来、ファーウェイは、ASLに対し、最優秀貢献パートナー賞、最優秀サービス賞、最優秀販売賞などのさまざまな賞を授与してきました。また、ASL技術支援チームは、タイで開催された第4回ファーウェイ南東アジアパートナースキルコンペティションに参加しました。このチームは、優れたストレージソリューションの設計実装能力によって、アジア太平洋地域における卓越した配信およびプロフェッショナルなサービス能力を発揮し、第一位を獲得しました。

香港のパートナー企業ASLに関するコメントの抜粋

新たな技術の統合による将来の可能性の開拓

デジタル変革を推進する企業が増えています。ASLは、顧客とベンダーの橋渡し役として、ファーウェイとより緊密に連携し、一帯一路および粤港澳大湾区の開発から生まれるビジネスチャンスを共同で捉えていきます。同時に、ASLとファーウェイは、政府業務、公務、金融、運輸、医療保健、教育などの産業別および分野別の市場も開拓します。両社は異業種における市場優位性を高めるため、年度目標とプロモーション計画を策定します。

また、協調の範囲を拡大するとともに、ファーウェイの主力製品や新技術の実用化を促進することも、ASLが市場拡大を図る上で重要な戦略です。同様の成功例は、教育機関や政府機関で利用されるWi-Fi 6の設計と応用、ファーウェイのオールフラッシュストレージソリューションの金融業界への導入、FusionCloudソリューションを運用する事業者の支援といった領域で増えてきています。ASL CEOのレオン・ワン(Leon Wang)氏は、「ファーウェイは最近、強力なチップを発売しました。

事業開発戦略をクラウドAI時代に適応させています。また、エコシステム戦略の観点から、パートナーへのインセンティブポリシーを新しく取り入れました。ファーウェイの戦略には感銘を受けました。業界のアプリケーションプロバイダとして、ASLとファーウェイの協力の範囲はハードウェア製品からクラウドコンピューティング製品、AI製品へと拡大しています。ファーウェイの先進的なICT技術や製品を、顧客のアプリケーションシナリオとどのように結びつけて、閉鎖エコシステムを形成するかを考える必要があります。これこそが、今後のファーウェイとの提携における最大の成長と推進力であると考えています。ファーウェイの先進的な製品技術を活かし、より多くの産業用途を創出し、お客様により高いビジネス価値を提供していきたいと考えています」と述べています。

ASL社CEOレオン・ワンの体験談

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