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情報通信技術(ICT)を活用してヘルスケアサービスへのアクセスを向上させる遠隔医療は、大きな可能性を秘めています。しかし、ビデオコーデックの性能が低いために遠隔診断ができなかったり、医療用画像機器のインターフェースが複雑で遠隔診療機器と接続できなかったりするなど、さまざまな課題があります。
さらに、診察プラットフォームとビデオ会議システムが分離しているため、スケジュール管理が統一できません。また、ビデオ会議のエンドポイントやネットワーク接続ができないことも、遠隔医療の進化や発展を遅らせる要因となっていました。
しかし、20年にわたるビデオ会議の研究開発の経験から、ファーウェイは遠隔医療ビデオ会議、専用医療機器、エンタープライズソフトウェア開発キット(enterprise Software Development Kit、eSDK)インターフェース、医療サービスプラットフォームを統合した完全なエンドツーエンド(E2E)のビデオ遠隔医療ソリューションを開発しました。
1080p HDダイナミックデュアルストリームによる対面診療の提供
従来の遠隔医療システムでは、非リアルタイムで低解像度のビデオ画像を提供していたため、実際に対面しているような体験は得られませんでした。ファーウェイは業界をリードする1080p 30fpsのデュアルストリームダイナミックイメージ技術を採用し、高速で鮮明な映像体験を提供します。この技術は医療データや手術の詳細をHD品質のパノラマビデオストリームで伝送します。ファーウェイのマルチチャネルHD遠隔医療ソリューションは、遠隔医療をウルトラHDの時代へと導きます。
マルチチャンネルの医療データ収集とプレゼンテーション
ファーウェイの医療データ収集システムは、コンポジットおよびコンポーネントビデオ、Video Graphics Array(VGA)、Digital Visual Interface - Integrated(DVI-I)、High-Definition Multimedia Interface(HDMI)、Serial Digital Interface(SDI)、High-Definition-SDI(HD-SDI)など、各種の標準インターフェースを介して医療機器に接続します。
このシステムは電子カルテ、検査報告書、画像、患者のバイタルサインなど、最大19チャネルに対応しています。また、4チャンネルの信号を同時に表示し、専門家による診断をサポートします。
既存システムとのシームレスな相互接続
ファーウェイはサードパーティ向けにオープンで標準的なインターフェースを提供しています。これにより、ファーウェイは医療情報業界の他のベンダーと協力して、包括的で統合された医療プラットフォームを提供することができます。
強力なネットワーク適応力とパケットロスコンシールメント
パケットロスコンシールメント技術(特許取得済み)と最新のH.264コーデック技術を組み合わせることで、映像圧縮率を向上させ、同じ帯域幅でより鮮明で滑らかな映像を提供することができます。
エラーコンシールメント技術によって優れたネットワーク適応性が実現され、パケットロス率が5%程度では映像は適正に表示されます。ロス率が10%になると映像が若干劣化しますが、品質に問題はありません。パケットロス率が20%になると、ビデオなしで音声会議が継続できます。
包括的な医療データセキュリティ
このシグナリング暗号化とメディアストリーム暗号化は、エンドポイントからエンドポイント、エンドポイントから他のシステム、マルチポイントコンサルティングにおいて、ネットワーク全体をカバーします。これにより、遠隔相談のセキュリティを効果的に確保し、患者や医療データの漏洩を防ぎます。
高い信頼性
9つのバックアップ機構を搭載し、継続性と安定性を高めています。階層的な信頼性設計により、24時間365日のテクニカルサポートを実現し、重篤患者の適時の治療が可能になります。
エンドツーエンドのサービス提供
ファーウェイは、コンサルテーションセンターの展開、専門家によるコンサルテーションルーム、コンサルティングルームやトレーニングルーム、サービスプラットフォームなど、ワンストップのサービス提供を実現します。