このサイトはCookieを使用しています。 サイトを閲覧し続けることで、Cookieの使用に同意したものとみなされます。プライバシーポリシーを読む>
企業ユーザー向け製品、ソリューション、サービス
[2020年9月23日、中国上海] 本日、上海でHUAWEI CONNECT 2020が開幕しました。HUAWEI CONNECTは、ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)が毎年主催する、グローバルなICT業界向けのフラッグシップイベントです。ファーウェイが主要な戦略を公表する場となっています。
ファーウェイは2016年に、インテリジェントな世界を構想し、世界各国のパートナー企業に、コスタリカのように多様で繁栄するエコシステムの構築を呼びかけました。2017年、ファーウェイは世界トップ5の主要なクラウドサービスプロバイダーの1つになるという目標を掲げました。2018年にはAI戦略を発表したのち、2019年はコンピューティング戦略を発表しました。
2020年には、5Gが世界規模で展開されているなか、コネクティビティ、クラウド、AI、コンピューティング、業界のアプリケーションが集結して、情報通信技術(ICT)セクターで前例のない機会が生まれています。これを受けて、今年度のHUAWEI CONNECTでは、「5つのテクノロジー領域にわたる相乗効果で新しい価値を創出する」ことを重点事項としました。
今後、ファーウェイはパートナー企業と連携して、ICTテクノロジーを業界に応用して、シナリオ別のソリューションを提供することに焦点を当て、企業がビジネスを成長させ、政府が有権者に利益をもたらし、全体的なガバナンスを改善しながら、国内産業を推進するという戦略目標を達成できるよう支援することを強調しました。
基調講演を行う郭 平(グオ・ピン)
今回のイベントでは、ファーウェイの輪番会長 郭平(グォ・ピン)が基調講演を行い、「5つのテクノロジー領域にわたる相乗効果で新しい価値を創出する」と題して講演しました。郭は、「ますます多くの政府や企業がデジタル化して、インテリジェンスを採用するようになるにつれて、ICTセクターでは驚くべき成長の可能性が生まれます。パートナー企業と共に、このような新しい章を切り開くことを楽しみにしています」と述べました。
郭は、ICTテクノロジーと業界のノウハウを統合して、シナリオ別のソリューションを提供し、政府や企業のために主要なビジネスシステムに関する価値を生み出すことにより、スマートな企業、キャンパス、都市の構築を支援するファーウェイの主要な取り組みを説明しました。次のフェーズでは、ファーウェイはパートナー企業と協力してICTテクノロジーを業界に応用し、企業がビジネスを成長させ、政府が有権者に利益をもたらし、全体的なガバナンスを改善しながら、国内産業を推進するという戦略目標を達成できるよう支援します。
ファーウェイは、以下の主要な事業領域への投資を継続します。
ネットワーク領域では、インテリジェントな接続の概念を提案して、ユビキタスなギガビットアクセスと、決定論に基づくユーザーエクスペリエンスを実現するハイパーオートメーションネットワークを提供し、政府や企業の主要なビジネスシステムのインテリジェントなアップグレードを可能にすることを目指しています。
コンピューティング領域では、お客様に多様なコンピューティング機能を提供して、ソフトウェアをハードウェアから切り離して、X86やKunpengなど、さまざまな処理ニーズにコンピューティング技術を応用させることに取り組んでいます。
クラウドサービス領域では、世界中の23の地域にサービスを展開しており、150万人以上の開発者が利用しています。
AI領域においては、ノウハウとデータを駆使してAIのコアコンピテンシーを構築し、AIを政府や企業の主要なビジネスシステムに統合することを目指しています。
コネクティビティ、コンピューティング、クラウド、AIは、例えるなら100年前の電気に似ていますが、産業用アプリケーションは電気で動く家電や産業機器のような存在です。
ファーウェイでは、これらの5つのテクノロジー領域における相乗効果により、自社にだけビジネスチャンスがもたらされるのではないと考えています。セクター全体にビジネスチャンスをもたらす可能性があるのです。ファーウェイは、パートナー企業と共にセクター全体のパイを拡大させ、新しいバリューチェーンから最大の利益を享受できるようにしたいと考えています。
郭は、コスタリカのように繁栄する多様なエコシステムを構築するために、2016年に提案した3つの原則を振り返りました。また、ファーウェイがパートナー企業である、Tech Education、Cooler Master、CS&Sの3社のビジネスの成長を支援した例を紹介しました。郭は、ファーウェイが業界のアプリケーションを開発して、サプライチェーンを強化し、各社の業界を成長させる取り組みにおいて、パートナー企業を継続的に支援すると述べました。
今回のイベントでは、深セン市長の陳如桂 氏も登壇しました。同氏は、「深センでは、粤港澳大湾区と深センのパイロット事業評価エリアで、現在進行中の開発によって得られた機会を最大限に活用しています」と述べました。「私たちは、世界中の大都市の水準を引き上げようと努めています。ファーウェイや他のテクノロジー企業の高度な技術を活用することで、深センインテリジェントツインを開発する中で、私たちの都市は日々スマートに成長しています。5Gによってもたらされる新たな機会をつかみ、さらに多くのシナリオで5Gの導入を強化して、インダストリアルインターネットの推進、垂直相互接続の実現、中小企業のデジタルトランスフォーメーションの支援を行います。深センは、中国のデジタル経済のゴールドスタンダードを確立することを目指しています。テクノロジーは、人々の生活を改善し、ダイナミックな都市を形成する可能性を秘めていると確信しています」
ファーウェイの取締役会役員であり、ファーウェイ 法人向けICTソリューショングループ プレジデントである彭中陽(ペン・ジョンヤン)は、デジタルトランスフォーメーションの新しいパラダイムの開発について基調講演を行いました。このような新しいパラダイムの下で、ファーウェイはカスタマイズされたイノベーションを通じて、お客様のニーズや要望を満たすことを約束し続けます。ファーウェイは、5つのテクノロジー領域にわたる相乗効果を活用して、業界に新しい価値を生み出す堅牢なデジタルエコシステムを構築し続けます。
深セン空港グループのゼネラルマネージャー陳金祖 氏と深センメトログループのゼネラルマネージャー唐紹傑 氏は、スマート空港システムとスマートメトロシステムの構築における取り組みを紹介しました。今回のイベントでは、ファーウェイは、世界中の優良パートナー企業と、変革、成長、共に勝利するというエコシステムパートナーシップを構築するスローガンも発表しました。
コンシューマー向け事業グループ、コンシューマークラウドサービスのプレジデントである張平安(ジャン・ピンアン)は、オープンなファーウェイモバイルサービス(HMS)が、金融、政府、教育、企業、エンターテインメント、ビジネスなど、さまざまなセクターにおけるデジタルトランスフォーメーションを実現して、さまざまなユーザーニーズに対応するシームレスなAIライフサービスを実現したことを紹介しました。
講演の最後に、郭はファーウェイの全パートナー企業に呼びかけました。「ファーウェイは電気を作り出します。パートナー企業は、その電気を活用できます。私たちは共に成功して、お客様により大きな価値をもたらすことができます」
HUAWEI CONNECT 2020は、ファーウェイが毎年主催するグローバルなICT業界向けのフラッグシップイベントで、2020年9月23日から26日まで上海で開催されます。HUAWEI CONNECTは、お客様とパートナーが現状の変化を乗り越え、体験を共有して、協力して新しい価値を創造できるように考案されたオープンプラットフォームです。今年度のイベントでは、業界のデジタル化の動向と機会を模索して、高度なICTテクノロジー、製品、ソリューションを紹介し、共同でのイノベーションの成果を業界関係者に提示し、デジタルトランスフォーメーションのベストプラクティスを共有します。私たちの最終的な目標は、すべての利害関係者に利益をもたらして、すべての業界に新しい価値を生み出す、オープンで健全な産業エコシステムを構築することです。
詳細については、以下のページをご覧ください。
https://www.huawei.com/en/events/huaweiconnect2020/
https://e.huawei.com/jp/huaweiconnect2020