ストレージソリューションがオーストリア全土に通信のアップグレードをもたらす
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企業ユーザー向け製品、ソリューション、サービス
プレミアムネットワークおよびインターネットサービスプロバイダー(ISP)であるシティコム(Citycom)は、オーストリア第2の都市グラーツにありますが、真にグローバルな規模で事業を展開しています。個人事業主から大規模な組織まで、同社の自社所有およびホスティングファイバーネットワークは、あらゆる形態や規模の顧客に高品質のインターネット、テレビ、電話サービスを提供しています。また、ストレージやサーバーを含む可用性の高いデータセンターソリューションや、国内および国際ネットワーク用のマルチプロトコルラベルスイッチング(MultiProtocol Label Switching、MPLS)リソース、ボイスオーバーインターネットプロトコル(Voice over Internet Protocol、VoIP)サービスなども提供しています。
デジタル化がビジネス変革の原動力となるなか、ほぼすべての企業が情報技術(IT)インフラの刷新を検討しています。しかし、社内に専任のITチームがないため、その多くはアウトソーシングに頼っています。そこでシティコムの出番です。最先端の同期ミラーストレージソリューションや、より高度なサービス品質(Quality of Service、QoS)の保証など、顧客からのより高い安定性への要求は高まるばかりで、シティコム自体も、自社のインフラを刷新し、アップグレードできる情報通信技術(ICT)プロバイダーを探していました。その中で、同社がビジネスを成長させ、より多くの顧客を同社のプラットフォームに取り込むことができる、より高性能で使いやすいストレージが最優先の希望リストに挙がっていました。
シティコムは異なるベンダー8社に見積依頼書を送り、5社からオファーを受け取りました。複数レベルの入札プロセスにより、ベンダーは厳格な技術基準に従って非常に詳細な説明を提供し、認証の概要と見積もりを提出するよう求められました。同社はキャパシティを拡大することなく効率性を高めるために、同期レプリケーションとQoS管理の改善、保証レベルのデータ削減を明らかに必要としていました。
受け取ったさまざまなオファーを評価する過程で、シティコムはファーウェイからミュンヘンのオープンラボへの招待を受けました。素晴らしいパフォーマンス比と特筆すべき実装の容易さを誇る、ファーウェイのアクティブ-アクティブストレージソリューションであるHyperMetroを統合したOceanStor Dorado 5000が、最終的に望ましいソリューションとして選択されました。
2020年に話を戻すと、シティコムは実際にある顧客にOceanStor Dorado 3000を選択するよう案内しました。それからしばらくして、その顧客はバックアップ用に2台のOceanStor 2600 v5を選択しました。
このような共同作業により、シティコムはファーウェイのソリューションがインフラのアップグレードに求めていた安定したパフォーマンスを提供することを知っていました。導入後、同社は光ファイバーやDSL接続など、16Mbpsから1Gbpsまでのインターネットプランに対応できるようになりました。高い信頼性は、国際オプションを含むさまざまなチャンネルを備えたテレビパッケージや、オーストリア国内および特定の国際都市への通話が無制限の電話サービスをサポートしています。また、ファーウェイのスマートQoS機能により、同社は3段階のサービスレベルを容易に定義できるようになり、より多くのビジネス顧客の獲得、より高品質なサービスの提供、リソースの効率的かつ効果的な利用を実現しました。
さらに、多くの世界的企業が気づいているように、ファーウェイのオールフラッシュテクノロジーは消費電力の削減に役立ちます。シティコムでは、エネルギー要件が従来のソリューションと比較して70%以上削減されたため、同社のデータセンターは一夜にして環境に優しく、コスト効率も向上しました。さらに、導入が簡素化されたことで、新サービスのオンライン化プロセスが加速し、総所有コスト(Total Cost of Ownership、TCO)が20%ほど低下しました。
結局のところ、これは単純な方程式なのです。ファーウェイの新しいソリューションによって、シティコムは、規模の大小にかかわらず、グローバルな顧客にとって信頼できるパートナーになるための準備を整え、素晴らしい場所にたどり着くことができました。