日本初、オール光ファイバー通信網導入温泉ホテル
― ホテルサンハトヤが温泉ホテルのデジタル化の新しいモデルケースに
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企業ユーザー向け製品、ソリューション、サービス
日本の伝統的な温泉文化を受け継ぎ、卓越した接客サービスで多くのお客様に親しまれてきた老舗温泉旅館「ホテルサンハトヤ」は、時代の変化とともに、より快適なご滞在をお届けするため通信ネットワーク環境の進化にも積極的に取り組んできました。
このたび、業界に先駆けてファーウェイのオール光ネットワークソリューションとPON技術を導入し、日本初のオール光ネットワークホテルとして新たな一歩を踏み出しました。
温泉観光地という特徴ある立地や、お客様が安心して快適にご利用いただくための高い運用品質を目指し、最新の通信インフラを整備。これにより、さらに多彩なサービスやシームレスなネットワーク環境を実現し、温泉ホテルのデジタル化をリードするモデルケースとなっています。
ネットワーク拡張が障害に:施工期間が長期化、調整が困難
同ホテルは、ピークシーズンには稼働率90%を超える多くのお客様に利用されています。お客様が快適にお過ごしいただけるよう、常にサービス向上に努めてきましたが、さらなる利便性や高速通信へのニーズが高まるなか、館内ネットワークのより一層の強化が必要と考えていました。
従来のVDSLを利用した伝送、イーサネット3層構造は、館内全体の配線が複雑、帯域幅の確保が難しいことで、ネットワークの拡張や更新には一定の期間や調整が必要でした。そこで今回、お客様のご滞在にできるだけ負担をかけず、より快適な通信環境をご提供するため、最新のオール光ネットワークソリューションの導入を決定しました。
銅線腐食が致命傷、ネットワーク寿命が予想より短い
ホテルサンハトヤは、海にほど近い素晴らしいロケーションと温泉エリア特有の環境の中で、常に高品質なサービスの維持に努めてきました。こうした自然環境は館内設備にも特別な配慮が求められるため、これまでも定期的にネットワークケーブルのメンテナンスや交換を行い、快適な通信環境の提供に注力してきました。
このたび、より長期間にわたり安定した通信サービスをご提供できるよう、耐久性に優れた最新の光ファイバーを導入し、今後もお客様に安心してご利用いただけるネットワークインフラの整備を進めています。
異なるベンダーによる設備管理の混乱、アップグレードの障壁
これまでホテルサンハトヤでは、お客様に最適なサービスを提供するため、多様なネットワーク機器を導入し、柔軟に運用してきました。今後さらに、全館で一体感のある快適なネットワーク環境を実現するため、機器やシステムを統合し、一元的に管理できる最新のネットワークへとアップグレードが可能です。これにより、今後ますます多様化するお客様のニーズや、サービスの拡張にもスムーズに対応できる体制をとることができます。
こうしたお客様の快適さを追求する姿勢のもと、ホテルサンハトヤではネットワーク工事会社の株式会社レニプロと連携し、ファーウェイのオール光ネットワークソリューションを導入しました。これにより、さらに進化した通信インフラを実現し、以下の3つの取り組みでお客様へのサービス向上を実現しています。
ホテルサンハトヤでは、今回のオール光ネットワーク導入により、“目に見えない快適さのアップグレード”を実現しました。工事期間中も安定したネットワークをご利用いただきながら、宴会場やレストランに至るまで1Gbpsの広帯域を確保し、高速回線の対応が可能となり最新のデジタルサービスも快適にご利用いただける環境を整えました。
また、統合管理プラットフォームの活用によってITスタッフの業務も大幅に効率化され、通信品質のさらなる向上に努めています。オール光ネットワークのPON技術は今後のホテルサービスの進化にも柔軟に対応できる拡張性を備えており、お客様には今後も変わらず安心して快適なネットワークをご利用いただけます。
総支配人も「今回のオール光ネットワーク導入により、サンハトヤはこれからの時代にふさわしい“スマートホテル”への可能性が大きく広がりました」と評価しています。
ホテルサンハトヤでのオール光ネットワーク導入は、以下の4つの新たな価値をもたらしています。
温泉ホテルならではの伝統と最先端技術が融合し、デジタル化は今や「プラスアルファ」ではなく、より上質なご滞在のための“新しいおもてなし”となっています。
ホテルサンハトヤの光ネットワーク導入は、温泉ホテルの未来を切り拓く新たな一歩であり、観光業界全体の進化をリードする存在としても注目されています。