エネルゴテルがファーウェイのWi-Fi 6で複数のキャンパスに効率的なワイヤレスオフィスネットワークを構築
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企業ユーザー向け製品、ソリューション、サービス
Západoslovenská energetika、Stredoslovenská energetika(SSE)、Východoslovenská energetika Holding、Slovenské elektrárne、TRANSPETROLの5つの株主が共同で所有するエネルゴテル(Energotel)は、スロバキアのエネルギー通信会社で、エネルギー企業や法人顧客に高度な通信サービスを提供しています。
エネルゴテルの親会社であるSSEは、スロバキア中部地域向けに電気と天然ガスを配送・輸送し、家庭、企業、卸売業者に上質なエネルギーを提供し、ほぼ完全にオンラインで完結する先駆的なサービスを提供しています。SSEの顧客はこのオンラインサービスを利用して、省エネや効率改善に関して問い合わせたり、カスタマイズしたエネルギー要望を提案したり、フィードバックを提供したり、サポートを受けたりすることができ、関係者全員の利便性が大幅に向上しますが、ネットワークにはさらなる需要が発生します。
SSEは本社、営業部、変電所など複数のオフィスビルを所有しています。さらに、オンラインのプレゼンスも高く、オンラインエネルギー販売事業、意思決定会議、緊急時対応会議、研修などがすべてバーチャルで運営されています。
サービスの範囲が拡大し、通信手段が多様化するにつれ、SSEの従業員は携帯電話やタブレットからノートパソコンに至るまで、移動が制限されないデバイスへの依存度が高まり、ワイヤレスネットワークの需要が大幅に増加していました。サービスの提供を開始して6年以上経過しているSSEのレガシーWi-Fiネットワークでは、その需要にますます対応できなくなっていました。実際、1Gbpsのアップリンク帯域幅では不十分で、ピーク時のネットワークフリーズが頻繁に発生するようになっていました。従業員のオフィス環境を改善し、作業効率を向上させることを目的にSSEのネットワークをアップグレードすることを決定した際には、通信範囲、速度、接続性のすべてを優先して改善することが急務となりました。
SSEはファーウェイの802.11ac/802.11ax APとワイヤレスアクセスコントローラーのAirEngine 9700-Mを導入して、大幅に改善されたワイヤレスオフィスネットワークを構築しました。さらに、会議室などの高密度なシナリオでは、Wi-Fi 6 AP7060DNが使用され、ユーザーアクセスを4倍に増やすことができました。このAPはワイヤレス投影やリモートHDビデオなどの広帯域アプリケーションにも最適です。
AP7060DNは仕事をする場所が定まっていないエリアや廊下など、従来は信号カバレッジが弱いエリアにも設置されています。その動的周波数割り当て(Dynamic Frequency Assignment、DFA)アルゴリズムは、隣接チャネルと同一チャネルの信号干渉を自動的に検出し、高品質で常時オンの信号カバレッジを実現します。AP同士が自動的にネゴシエートして冗長無線を識別して無効にすることで、2.4GHzの同一チャネル干渉を低減し、システム容量を増やし、ローミング時のパケット損失率を4%から0%に低減できます。
仕事をする場所が定まっているエリアでは、Wi-Fi 5 AP6050DNが複数のユーザーのデータを同時に処理し、HDビデオ、マルチメディア、デスクトップクラウドアプリケーションなどの広帯域幅サービスをサポートし、すべての従業員に高品質のワイヤレスネットワーク体験を提供します。
ファーウェイの802.11ac/802.11ax APの全シリーズは、WEP、WPA/WPA2-PSK、WPA/WPA2-PPSK、WPA/WPA2-802.1X、WAPI、WPA3などの複数の認証モードと暗号化モードをサポートし、ワイヤレスネットワークを保護します。複数の認証モードと暗号化モードを備えたAPが、ユーザーIDを確認し、許可されたユーザーのみがネットワークリソースにアクセスできるようにします。また、無線リンク上のデータを暗号化して、予期したユーザーのみがワイヤレスネットワークデータを受信し、解析するようにします。
さらに、このようなAPは不正なデバイスの監視、識別、防御、対策を行うためのWIDS/WIPS攻撃検出メカニズムを提供するだけでなく、エアインターフェース環境やワイヤレス伝送を保護する洗練された管理を実現します。
デジタルトランスフォーメーションを目指すエネルギー企業の中には、「Internet+」のビジネスモデルを研究し、導入している企業も増えています。もちろんこのことは、革新的なeサービスによってウェブページやアプリなどの複数のチャネルを通じたユーザーとのオンライン対話が容易になったSSEにも当てはまります。同時にそのおかげで、SSEは電力消費測定データをオンラインで管理でき、そのようなデータに内在する価値を解き放ち、これを利用してインテリジェントな世界を受け入れるための確固たる基盤を築くことができます。