「お客様が満足している限り」: ヨキICT、フィンランド市民へのサービス向上を支援
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企業ユーザー向け製品、ソリューション、サービス
フィンランドのヨキICT(Joki ICT)は情報通信技術(ICT)を活用した行政サービスを提供する地域企業で、実際にサービスを提供している自治体が所有者となっている企業です。そのため、25の市町村、6つの市町村協会、5つの市町村が所有する企業など、36の所有者がおり、これらの所有者にネットワーク、データセンター、情報セキュリティ、データ保護、電気通信、情報技術(IT)サポート、ソフトウェアシステムサービスを提供しています。同社は、顧客との緊密な協力関係を重視し、サービスプロセスの合理化とデジタル化を実現するソリューションに重点的に投資しています。
公共部門はICTインフラの最新化と市民向けサービスのデジタル化という大きな課題に直面していますが、一方でサービスを受ける国民は、これまで以上に高いレベルのデジタルの利便性と自動化を期待しています。その結果、電力から家庭用水道まであらゆるものをカバーするデジタル変革が不可欠となっています。
そこでヨキICTは長年にわたり、フィンランドの公共セクターのあらゆるICT化を支援し、地方自治体の負担を軽減し、自治体は自由にその中核的使命に集中できるようになり、イノベーションと近代化のためのスペースを確保しました。2015年当時、同社は自治体の将来的なニーズに対応するため、新たなネットワークベンダーを探していました。ヨキICTのネットワーク最高技術責任者(CTO)であるマウリ・キュロネン(Mauri Kyllönen)氏は次のように話しています。「私はあるクライアントのために、レガシースイッチソリューションの代替を探していました。このレガシーシステムは、もはや必要なすべての機能をサポートすることができませんでした」
そこでキュロネン氏は、まずファーウェイのウェブサイトを通じて初めてオンラインでファーウェイを知り、当初求めていた要件を満たすスイッチオプションを含む豊富な製品ポートフォリオを見つけて嬉しい驚きを覚えました。ファーウェイ・フィンランドに連絡を取り、同氏はCloudEngine S6720シリーズの製品を購入しました。
この新しいスイッチソリューションの導入に成功した後、ヨキICTはファーウェイとと協力してさらなるインフラ近代化プロジェクトに取り組み、ファーウェイのネットワークソリューション、ストレージデバイス、サーバー製品の導入に関する専門知識を深めていきました。一例を挙げると、ファーウェイのキャンパスネットワークソリューションは、フィンランドの顧客に特に好評です。このソリューションの製品ポートフォリオには、CloudEngine Sシリーズキャンパススイッチ、AirEngine Wi-Fi 6アクセスポイント(AP)とアクセスコントローラー(AC)、NetEngine ARシリーズエンタープライズルーター、ファーウェイのキャンパスネットワーク向け次世代自律駆動型ネットワーク管理・制御システムiMaster NCE-Campus、キャンパスネットワークアナライザープラットフォームiMaster NCE-CampusInsightが含まれます。このソリューションは簡素化、柔軟性、管理のしやすさ、パフォーマンスの高さを備えた、効率的でセキュアな統合キャンパスネットワークの構築を支援します。また、ヨキICTは顧客にファーウェイのOceanStor Doradoオールフラッシュストレージシステムを導入し、大幅なパフォーマンス向上を実現した実績もあります。
2人組の小さなチームから始まったヨキICTは持続的かつ大幅な成長を遂げ、その2人組のチームは現在50人以上に成長し、フィンランドの公共サービスのデジタルトランスフォーメーションに大きな役割を果たしています。そして、同社とファーウェイの協力関係は6年目に入り、2016年から2020年まで同社は100%近い成長を遂げ、比類ない成功を収めました。現在、同社はファーウェイの正式なパートナーになるべく順調に歩んでいます。
ファーウェイとの協業により、ヨキICTは自治体顧客向けのソリューション構築にかかる時間を短縮し、顧客サービスの向上が売上に貢献しています。ファーウェイもまた、同社に業務全般にわたる迅速なサービスサポートを提供しており、その結果、ソリューションの性能と迅速な提供を評価するエンドユーザーからの好意的なフィードバックを得られています。ヨキICTの最高経営責任者(CEO)であるペトリ・キヌネン(Petri Kinnunen)氏は、「ファーウェイとの協力関係を喜ばしく思っていますし、その製品にも満足しています。実際のところ、お客様から不満の声が全く上がらず、大きな課題もなかったことを考えると、すべてがうまくいっていることに少し驚いています」と述べています。そして、キュロネン氏に関して言えば、「ファーウェイのおかげで私たちはお客様にスムーズなサービスを提供することができ、お客様の生活をより良くすることができます。そして、お客様が満足している限り、私たちも満足しています」
話はここでも終わりません。ヨキICTチームは、ファーウェイのソリューションの大きな可能性を認識しており、より多くの分野への拡大を計画しています。例えば、コラボレーションツール「HUAWEI IdeaHub」を含むスマート教育ソリューションをフィンランドの学校に近々提供する予定です。ファーウェイとしては、同社をサポートする新たな方法を模索し続け、同社が力強く成長するのを支援していくつもりです。