独・ペニヒロジスティクス、ファーウェイの高可用性、拡張性に優れたCloudCampusソリューションで拠点の将来性を確保

ペニヒロジスティクス（pfenning logistics）は、幅広い業界向けの倉庫保管、輸送、付加価値サービスを専門とするオーナー経営のグループです。ドイツ国内の倉庫・配送ネットワークは100カ所におよび、総面積は50万平方メートルの物流スペースがあります。信頼性の高い企業資源計画を保証するため同社は、市場での顧客の成功を可能にする重要な構成要素として、個別のロジスティクスソリューションに重点を置いています。

課題

事業の継続的な拡大を原動力として、ペニヒロジスティクスは継続的に新しい倉庫の場所を委託しています。しかし、有能なITスタッフの人材不足が続くなか、顧客は小規模なITチームでインフラを運用しなければならないという課題に直面しています。加えて、デジタルトランスフォーメーションと破壊的な技術革新により、特に物流業界においてインフラへの需要が常に増加しています。そのため同社は、全拠点をカバーするネットワークインフラソリューション、つまり可用性と拡張性の点で特定の要件を満たしながら、設置と運用が容易なネットワークソリューションを探していました。

ソリューション

ファーウェイのCloudCampusソリューションは、WLAN、LANスイッチ、ルーター、ファイアウォール、クラウドベースの集中管理で構成されており、ペニヒロジスティクスの要件をすべて満たしています。AIに最適化されたローミングや自動無線キャリブレーションなどの機能は、自動搬送車（AGV）やVoWLAN（Voice-over-WLAN）を使用するための基盤となっています。

ファーウェイCloudEngine Sシリーズスイッチは、アクセスポイントと有線エンドポイントを接続します。マルチギガビットの銅線および最大100Gbpsのさまざまな帯域幅をカバーする光ファイバーケーブルを備えた柔軟なポートにより、このソリューションは、規模が大きく異なる同社のすべてのサイトに適しています。冗長電源とその運用に必要な高いPoEバジェットにより、可用性の高いWLANインフラの基盤が提供されます。各拠点の要件に応じて、LTEまたは5Gアップリンクを備えたファーウェイのルーターも、各拠点とペニヒロジスティクス本社との冗長接続に使用されています。

インフラ全体は、ドイツのデータセンターでドイツテレコムが運用するクラウドベースのネットワーク管理ソリューションによって管理され、厳格なデータ保護要件が満たされています。

強み

スマートアンテナを搭載したAirEngine Wi-Fi 6アクセスポイントは、倉庫やオフィスエリアに最適なカバレッジを提供します。このインフラは要件の進化に合わせて拡張でき、お客様はネットワーク管理の運用に追加の労力を必要とせずに、将来の技術を利用できます。ゼロタッチプロビジョニング（ZTP）などの機能により、ネットワークインフラの展開が簡素化され、従業員の作業負担が軽減されます。WLANプランニングは、ファーウェイがクラウドで提供するWLANプランナーでさらに簡素化されます。このツールを使用すれば、高いラックや複数の階層がある倉庫のような複雑な環境でも、時間のかかる現場での光学測定を行わずに、効果的かつ確実に計画できます。

ペニヒロジスティクス・グループについて

ペニヒロジスティクス（pfenning logistics）・グループは、ライン・ネッカー大都市圏を拠点に、フルサービスのサプライチェーンサービスを提供するドイツのミッテルシュタンド（中小企業）の契約物流サービスプロバイダーです。ペニヒ家の3代目と4代目が経営する同社は、90年にわたるロジスティクスの経験を誇り、ドイツ、ポーランド、ハンガリー、スウェーデンの100の拠点で3,700人を雇用しています。800台の大型トラックを保有し、総保管面積50万平方メートルを誇る同社は、、顧客のロジスティクス業務の強力なバックボーンとなっています。 「物流トップ100」調査では、ドイツ国内の物流サービスプロバイダー6万社中55位にランクされました。

詳細はこちらから：https://www.pfenning-logistics.com/

※画像はすべてペニヒロジスティクス社提供