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    オランダ市場に付加価値をもたらす
    AnyLinQによるデータ重視のソリューション

データが急増し、お客様の要件が厳しくなるにつれて、ファーウェイとのパートナーシップに対する私たちの感謝の気持ちはさらに大きくなっています。両社が協力することで、既存顧客との取引を拡大し、新規顧客を獲得し、そして何よりもイノベーションを起こすことができることを嬉しく思います。

大きな川沿いにレンガ造りの建物が並ぶオランダの街並みを俯瞰で見た様子

エニイリンク(AnyLinQ )のミッションはとてもシンプルです。知識を発展させ、その知識をお客様のために最適に活用するという信念に基づいて行動しています。当社はオランダを拠点とする企業で、コンサルティング会社としてスタートした後、お客様のデータを管理するようになり、データ管理の専門企業へと成長しました。

データベースのソリューションに関する知識と理解を活用して、お客様がデータにアクセスできるようにし、データを適切に管理および使用できるようにします。つまり、私たちは情熱的で忠実なパートナーであり、常に発展し続けるデータ重視の世界で企業の成長を支援しています。

品質とシンプルさ

当社は成長を続ける企業です。収益は着実に増加しており、現在、技術専門家やコンサルタントを中心とした総従業員数は300名に迫っています。成長をサポートし、エンドツーエンドのソリューションでオランダ市場にサービスを提供するために、当社は5つの戦略的パートナーを擁しており、そのうちファーウェイが最大のパートナーです。

当社はヨーロッパにおけるファーウェイの最も長い歴史を持つ付加価値パートナー(Value Added Partner、VAP)および認定サービスパートナー(Certified Service Partner、CSP)の1つです。ファーウェイとの良好な協力関係は、ファーウェイが提供する高品質な機器と、安心でシンプルな共同作業を特徴としています。このような特徴は、Medical Center Leeuwarden(MCL)のプロジェクトにおそらく最もよく表れていると思われます。

オランダの大病院で変革を支援

MCLはオランダ最大の非大学系の病院です。事実、オランダ国内でもトップクラスの臨床センターの1つです。2017年、MCLはローカルエリアネットワーク(LAN)とワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)をすべて入れ替えるという、大きな変化を迎えようとしていました。当社がこのプロジェクトに関与するようになったきっかけは、他の病院がネットワークスペシャリストとしてエニイリンクをMCLに推薦してくれたことでした。

手短に言うと、数か月に及ぶ提案期間を経て、エニイリンクがMCLの入札を落札したのです。ファーウェイに相談したところ、何層にも及ぶ冗長性、シンプルなアーキテクチャ、オープンスタンダード、性能対価格比の良さ、Wi-Fiチャネルの可用性の高さ、スマートセンサーの利用可能性など、最高の機器を提供してくれることがわかりました。このような強みを踏まえて、ファーウェイこそが協業するベンダーとして最適だと判断しました。この結果MCLは、それまでのネットワークベンダーとの長期的な関係に終止符を打つことになりました。

設置と実装の期間と多少の試行錯誤を経て、プロジェクトは完了しました。ネットワーク全体の交換を伴うようなプロジェクトのほとんど(特に病院関連のプロジェクト)では、不測の事態が発生することもあり、その都度課題を評価し、解決しなければなりません。そのような事例では、ファーウェイが提供するレベルのサポートをパートナーから、ましてやベンダーから受けたことはなかったとMCLは述べます。

一例ですが、私たちは、人の命がかかっているこの重要なネットワークを一度も中断することなく、ネットワーク全体を移行することができました。ファーウェイとのパートナーシップによるもう1つの大きなメリットは、以前実施した同種の移行と比較して、リードタイムを40%以上短縮できたことです。

問題が発生した際のファーウェイのサポートも充実していました。例えばMCLは、同院のテレマティクスアンテナと、フィリップス(Philips)が提供するテレマティクストランスミッターとの間の互換性の問題に悩まされていました。エニイリンクの専門家、フィリップスの社員、ファーウェイのR&Dエンジニアが非常に積極的な姿勢で問題の解決に取り組んでくれたので、ソフトウェアを追加するだけで問題を解決することができました。その結果、ハードウェアの追加コストは発生しませんでした。オランダの他の病院では、同じような問題を解決するために10万ユーロ(11万2,000米ドル、約1,260万円)のハードウェアを新たに購入しなければならなかったと耳にしました。

今日に至るまでMCLは、問題が発生した場合でも、必要な変更をサポートしてくれるファーウェイの真摯な姿勢に感銘を受けています。

私たちはネットワークの入れ替えに成功し、MCLの信頼を獲得して以来、MCLに関するポートフォリオを拡大することができました。例えば、MCLでは現在、ファーウェイのラックサーバーであるE9000ブレードサーバーとOceanStor 6800ハイパーメトロ構成を採用しています。

オランダのパートナー企業エニィリンク社とファーウェイの成果を示すグラフィック

ハーレマーメール市のデータ管理を支援

2015年には、オランダ最大の自治体の1つであり、オランダの主要国際空港であるスキポール国際空港を擁するハーレマーメール市にネットワークを提供するという、もう1つの重要プロジェクトを獲得しました。AnyLinQとファーウェイの共同入札が落札されたのは、最もリーズナブルな価格で最高の品質を提供したからです。

これは私たちにとって大きなプロジェクトでした。1,000台以上のアクセスポイント(AP)、数百台のスイッチ、2つのコアを交換する必要がありました。結果として、キャンパスネットワークの構築に成功し、その後も数年間にわたって、同市と共にイノベーションを生み出し続けています。例えば、2017年、ハーレマーメール市は次のような選択を迫られました。すなわち、サーバーやストレージのハードウェアが古くなったためにクラウドに移行するか、新しいオンプレミスのネットワーク環境を構築するかという選択です。検討した結果、同市は後者の方式を選ぶことにしましたが、アーカイブにはクラウドを使用することも決定しました。この選択は、私たちが全面的にサポートできる領域でした。

ファーウェイのX6800共有筐体サーバー技術をベースに、ツインデータセンター構成の仮想ストレージエリアネットワーク(Virtual Storage Area Network、VSAN)環境を構築しました。最も重要なデータをバックアップするために、ファーウェイのOceanStor 5300をベースとしたオンプレミスのツインデータセンターソリューションをHyper Metro Softwareを活用して提供しました。また、データセンターネットワークをフル100GBのファーウェイDCコアに置き換えました。

その後、2015年に同市向けに導入したネットワークを入れ替える作業を現在進めています。

ご存知のように近年ネットワークに求められる要件は大きく変化しており、技術もそれに合わせて進化を迫られています。例えば、Skype for Businessをデフォルトで使用することで、Wi-Fiチャネルに求められるパフォーマンス要件が大幅に変化しました。

本稿の執筆時点では、ハーレマーメール市にファーウェイの新しいWi-Fi 6ポートフォリオを導入する計画と準備が進められています。また、2つの場所に冗長キャンパスコアを作成し、アクセススタックを1GBから10GBにアップグレードしました。このコアとアクセス機器の両方をファーウェイが提供しました。クラウドコンピューティングに関連するスケーラビリティの課題に対処するために設計されたネットワーク仮想化技術であるバーチャルエクステンシブルローカルエリアネットワーク(Virtual eXtensible Local Area Network、VXLAN)のような技術がデフォルトで使用され、同市はファーウェイのeSightソフトウェアスイートを使用して、ますます高度化するハーレマーメール市のICTインフラの運用と保守を行っています。

データが急増し、お客様の要件が厳しくなるにつれて、ファーウェイとのパートナーシップに対する私たちの感謝の気持ちはさらに大きくなっています。とりわけ、既存の顧客ベースをサポートおよび拡大し、新規顧客を獲得し、そして何よりも共にイノベーションを生み出すことができることに感謝しています。データが中断したときには、その復旧を私たちが支援します。

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