このサイトはCookieを使用しています。 サイトを閲覧し続けることで、Cookieの使用に同意したものとみなされます。プライバシーポリシーを読む>

お困りの場合はこちらをクリックしてください:

インターネットが次第にテレビ配信の1つの形になっていくにつれ、イタリアのメディア企業であるメディアセットは、市場をリードするにはITネットワークを刷新する必要があると考えました。

メディアセットグループ 新規ビデオ管理システムコーディネーター ステファノ・ボッシ(Stefano Bossi)氏

背景

イタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)によって1970年代に創設されたメディアセットは、イタリアの大手民間テレビ局です。メディアセットは主として、マルチプラットフォームでの無料(Free-To-Air、FTA)テレビ、有料テレビ、ペイパービュー方式のテレビの制作と配信を専門としています。また、映画の制作と配給にも携わっています。

従来の他の放送局と同様に、メディアセットもここ数年、視聴者にコンテンツを配信する方法を見直さざるを得ませんでした。NetflixやAmazon Primeなどのインターネット専門プロバイダーの出現が業界を揺るがし、テレビ放送をオンラインで視聴する需要が高まりました。

課題

インターネットテレビサービスへの対応ができないITインフラ

こうした市場の変化によって、メディアセットは大きな技術的課題に直面しました。メディアセットで新しいビデオコンテンツ管理システムを担当するステファノ・ボッシ(Stefano Bossi)氏は、次のように説明しました。「電波でのテレビ放送は継続していきますが、今後の当社の事業でインターネットを通じた配信の比率が拡大していくことは間違いないでしょう。この分野でイタリア市場をリードしようと決めたものの、当時の自分達のITインフラでは、こうした動きに対応できないことが数年前に分かりました」

同社が直面していた主な課題は、ネットワークが非体系的に構築されてきたことです。ネットワークの大半が外部委託されていたことで、運用コストが高く、新たな配信戦略に対応できる柔軟性や能力が不足していました。唯一の打開策は、すべてを内製化し、ゼロから新しいネットワークを構築してリプレースすることでした。このことを踏まえて、メディアセットは必要な解決策を求めてRFIを発行しました。

ステファノ・ボッシ(Stefano Bossi)氏は次のように続けました。「当社が求めていたのは、サーバーインフラやインターネット接続、ビデオコンテンツ用のストレージを備えた包括的なソリューションでした。複数のベンダーから提案を募り、それぞれに対して初期の商用検討を実施後、3つの提案を選び、より詳細な実証実験(PoC)による技術評価を実施しました」

ソリューション

まったく新しいネットワークインフラを構築するファーウェイのIP垂直ソリューション

一定の期間にわたり徹底的に検証を実施した結果、ファーウェイのソリューションが性能、拡張性、信頼性の点で最適な組み合わせであることが明らかになりました。同社のソリューションは、ITコンポーネントに対してはメディアパワー(MediaPower)、IPコンポーネントとネットワーク管理に対してはブリティッシュテレコム(British Telecommunications plc、BT)の提案によって構成されています。

また、ステファノ・ボッシ(Stefano Bossi)氏は次のように述べています。 「評価段階においてファーウェイから多大な支援を受けました。中国に検証環境まで構築してもらい、私たちはその環境を1週間使用してすべての検証を実施できました。コスト面では、競合他社とほとんど差はありませんでしたが、ファーウェイのソリューションが提供する将来性は、他社より優れていました」

ファーウェイのIP垂直ソリューションは、CloudEngine 6800シリーズデータセンタースイッチをベースとし、10Gbpsポートと40Gbpsポート経由で高速通信を実現します。一方、インターネットルーティングは、コンポーネント全体にわたり完全な冗長性を実現するハイエンドのバックボーンルーターであるNetEngine 40Eシリーズユニバーサルサービスルーターによって提供されます。

ITコンポーネントについては、ビデオ配信インフラが14台のRH2288サーバーと2台のOceanStor 9000スケールアウトNASシステムを2つのサイトに分散配置したサーバーファームで構成されます。これにより、高性能で先進的なNASプラットフォームを実現できます。このプラットフォームは、可用性が高いスケールアウトシステムを基盤とし、汎用x86ハードウェアアーキテクチャを採用しています。

メディアセットとファーウェイとの協業は今回が初めてでしたが、この比較的複雑なソリューションの導入も、基本的に問題なく実施できました。

ステファノ・ボッシ(Stefano Bossi)氏は次のように述べています。 「実証実験では直面しなかった性能問題が1つだけ発生しましたが、その問題に対するファーウェイの対応も非常に素晴らしいものでした。すぐに技術者が割り当てられ、既存ネットワークの複雑な問題を数日で見事に解決してくれました」

利点

優れた性能管理、インターネットサービスの理想を追求した最適な選択

メディアセットの新しいネットワークインフラが、将来のIPTV戦略を支えるのに必要な性能と信頼性の向上をすでに実現しつつあることは明らかです。運用管理コストに関しては、前年度に大幅な削減を達成し、技術的にはすべてが問題なく機能し続けています。

マーケティング部門では、実現した機能を活用して新たな商機がすでに数多く検討されています。

ステファノ・ボッシ(Stefano Bossi)氏は最後に次のように述べています。 「技術者として、ファーウェイ製品が素晴らしいと感じたのは、その使い勝手の良さです。操作が簡単で、うまく機能しない場合でも問題を素早く解決できます。これは、当社のビジネスにおいて極めて重要なことは明白です。また、検討した他のシステムの中には不要な機能が搭載されすぎているということもありましたが、ファーウェイの製品にはそういったことはありません。ファーウェイ製品は、必要とするすべての人にぜひ推薦したいと思います」

メディアセットについて

メディアセット(別名メディアセットグループ)はイタリア最大の民間放送局です。イタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)によって1970年代に創設され、現在でも一族の持株会社フィニンヴェスト(Fininvest)の傘下にあります。同グループと主に競合するのは、公共放送局のRAI、民間のLa7、スカイ(Sky plc)のスカイイタリア(Sky Italia)です。ロンバルディア州ミラノに本社を構える同社は、現在ミラノ(セグラーテ)、コローニョモンツェーゼ、ローマの3か所に主要なテレビ制作センターを配置しています。

詳細については、http://www.mediaset.it/を参照してください。

メディアパワーについて

メディアパワーは、複数のプラットフォームにまたがってメディアコンテンツを制作・配信するための製品とソリューションの提供を通じてメディアワークフローを実現します。1993年に創設されたメディアパワーは、シーチェンジ(SeaChange)、DDN、ネットアップ(NetApp)、ファーウェイ、ダレット(Dalet)といったメディア企業向けのネットワーキングとストレージに関する認定ソリューションのインテグレーターとしてスタートしました。その後、放送・メディア業界のターンキーソリューションとITベースのワークフローの設計と実装において、長年にわたって専門性を確立してきました。

詳細については、http://www.media-power.it/site/en/を参照してください。

BTについて

BTの目標は、通信の持つ力を活用してより良い世界を築くことです。同社は、通信サービスとソリューションで世界をリードする大手通信事業者として、180か国の法人のお客様にサービスを提供しています。主に同社では、グローバルでのネットワークITサービスの提供に加え、地域/国内/国際的な通信サービスを家庭/オフィス/移動中のお客様に提供したり、ブロードバンド/テレビ/インターネット関連の製品とサービス、固定とモバイルを融合した製品とサービスなどを提供しています。BTには、グローバルサービス、企業・公共部門、コンシューマ、EE、ホールセール/ベンチャー、オープンリーチという6つの顧客対応事業部門があります。

2015年度(2016年3月31日終了)のBTグループの売上高は、190億1,200万ポンドで、税引前利益は、29億700万ポンドでした。BTは、BTグループの完全子会社で、実質的にBTグループのすべての事業および資産を包括しています。BTグループは、ロンドンとニューヨークの証券取引所に上場しています。

詳細については、http://www.btplc.com/を参照してください。

0 読者数

(0 スコア)

参考になりましたら評価をお願いします。

0/500

コメントをお寄せください。
送信

0 コメント数

    その他のコメント

      評価が反映されました。

      送信されました。

      評価できませんでした。

      送信できませんでした。

      先にコメントを記入してください。

      Share link to: