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ファーウェイのCloudFabricソリューションを採用し、SDNベースのクラウドDCを構築

2017/5/20 0:00:00

背景

アブラクサス(Abraxas)は、政府や企業を顧客に持つスイスの大手ICTインテグレーター兼クラウドサービスプロバイダーです。DCIとクラウドサービスに加え、ネットワークコンサルティング、ソリューション、ネットワーク展開サービスを提供しています。同社では多数のテナントにクラウドサービスを提供していますが、2015年、インターネットサービスへの高い需要が継続していたことからクラウドコンピューティングのデータセンターネットワークを刷新する必要があると考えました。

課題

クラウドコンピューティング、ビッグデータ、モバイルインターネットの普及により、新しいサービスのリリースに拍車がかかり、データセンターのトラフィックが増加しています。インターネットサービスが急速に拡大した結果、増加し続けるサーバーを収容するためにキャビネットの増設が必要になります。これにはデータセンターのマシンルームを増設する必要がありますが、新たにマシンルームを構築するには時間とコストがかかります。この問題を解決するために、多くの企業が便利なクラウドサービスに注目しています。ただし、クラウドデータセンターには固有の課題が存在します。
  • データセンターリソースをテナントに正確に割り当てるには、リソースを統合する必要があります。これによって、ITリソースの利用効率が向上します。
  • 最適化されたDCIインフラには、無限の拡張性が必要です。これによって、DC間でのサービスの柔軟な展開と移行が可能になります。
  • 持続的なサービス展開には、SDNへの進化に対応できるような柔軟性を備えたネットワークアーキテクチャが必要です。

ソリューション

アブラクサスのインフラ管理部門ICTアーキテクトのオラフ・ゾンデレガー(Olaf Sonderegger)氏は次のように述べています。 「包括的な評価の結果、ファーウェイのCloudFabricデータセンターネットワークソリューションが当社の要件を完全に満たすとの判断に至りました」
  • 各データセンターでTRILLを使用して大規模L2ネットワークを構築し、多数のサーバーを接続
  • 3か所のデータセンターをIP WANネットワークを介して、EVN(Ethernet Virtual Network)によってL2接続
  • CloudEngineデータセンターコアスイッチを複数の仮想システム(Virtual System、VS)に仮想化することで、コアリソースを共有

ファーウェイのCEシリーズコアスイッチ

ファーウェイの本ソリューションでは、CloudEngineシリーズの高性能なコアスイッチを使用し、高い効率性、信頼性、拡張性を備えた完全に仮想化されたマルチテナントのクラウドデータセンターネットワークを構築します。ファーウェイのCloudEngine(CE)シリーズスイッチはVXLAN対応で、1か所のデータセンターで1,600万のテナントを収容できます。CEスイッチをファーウェイのAgile Controllerと連携させてSDNベースのデータセンターネットワークを構築し、テナントサービスを自動展開できます。各CEスイッチは多くのオープンAPIを提供しており、主流のクラウド基盤やSDNコントローラーとの相互接続が可能です。また、ネットワークは変更の必要なくSDNベースのネットワークへの進化が可能であるため、アブラクサスの投資を保護することができました。ファーウェイのCE12800シリーズスイッチは、業界最高のコアスイッチ性能を誇る先進的なハードウェアアーキテクチャを採用しており、スロットあたり帯域5Tbps、最大160Tbpsのスイッチング容量を提供します。また、高密度な100G/40Gカードでラインレートの転送が可能です。
 

仮想ファブリックテクロジーによるリソースのスケジューリング

ファーウェイのCloudFabricデータセンターネットワークソリューションは、さまざまな仮想ファブリックテクノロジーに対応しています。アブラクサスはTRILLおよびEVNベースの仮想ファブリックテクノロジーを使用し、超大規模なレイヤー2のDC間ネットワークを構築することで、VMリソースの柔軟な展開とスケジューリングを可能にしました。EVNは、3か所の異なる都市にあるアブラクサスのデータセンター間でレイヤー2相互接続を実現しています。これらのデータセンターで大規模なITリソースプールを形成することにより、自由なVMマイグレーションが可能になります。また、3都市のデータセンターソリューションは、ディザスタリカバリーとデュアルアクティブのサービス展開のための強固な基盤となり、アブラクサスのお客様に対する24時間365日無停止のサービス提供を長期にわたって保証します。
 

コアスイッチの多重化でハードウェアの投資を削減

VSテクノロジーによって、1台の物理デバイスを複数の論理または仮想システムに仮想化できます。各VSは、物理デバイス上で独立した1台のデバイスとして設定、管理、保守、稼働が可能です。各VSのネットワークサービスは分離されています。アブラクサスでは、コアスイッチ上のVSごとに異なるサービスを展開することで、ネットワークの信頼性とセキュリティを強化しています。この1:Nの仮想化技術によって、ハードウェア装置のコストを削減し、ネットワークリソースの利用率を大幅に向上させることができます。

利点

アブラクサスはファーウェイのCloudFabricデータセンターネットワークソリューションを採用し、マルチテナントのクラウドデータセンターネットワークを構築しました。本ソリューションのSDNアーキテクチャによって、クラウドデータセンターネットワークは以下のことを実現できます。
  • 完全な仮想化によってICTリソースの利用率を向上
  • TRILLおよびEVNベースの仮想ファブリックテクノロジーによって、VMリソースの柔軟な展開とスケジューリングを実現
  • 超大容量のコアスイッチによって将来のネットワークの拡張を実現
  • スムーズなネットワーク進化によってアブラクサスの投資を保護
ファーウェイのCloudFabricデータセンターネットワークソリューションを採用して、最新のSDNベースのデータセンターネットワーク基盤が世界各地で構築されており、展開件数はすでに1,000件を超えています。アブラクサスは本ソリューションによって、スイスや欧州の企業、政府、研究機関のお客様に対してより効率性、柔軟性、信頼性に優れたクラウドコンピューティングサービスを提供できます。
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