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    日本最大級の映像配信サービス『U-NEXT』を支えるファーウェイ製品

株式会社U-NEXT株式会社U-NEXTでは、同社の基幹事業である映像配信サービス『U-NEXT』の運用においてファーウェイの1Uラック・サーバー『HUAWEI FusionServer RH1288 V2/V3』(以下、RH1288)とギガビット・エンタープライズ・スイッチ『S5700』『S5720』をご採用いただいています。同社NEXT事業本部システム開発部の鈴木俊介氏に、導入の経緯とメリットについてお話をうかがいました。

無償のリモート管理機能とコストが決め手

11万本以上※にのぼるコンテンツをテレビやPC、スマートフォン、タブレットなどさまざまな端末に配信する日本最大級の映像配信サービス『U-NEXT』。そのユーザー数はここ2年ほどで200%以上と着実に増加し、アクセス数も伸び続けています。こうした急速なサービス拡大に対応するため、U-NEXTでは継続的なサーバー増設を進めてきており、よりハイスペックかつ低コストのサーバーを導入することが求められていました。

「U-NEXTの前身であるGyaO NEXTがスタートしてから9年、会社の独立と同時に購入したサーバーも数年経ち、経年劣化が問題となっていました。新規購入にあたって数社のベンダーを検討する中、同サービスにファーウェイ製STB(Set Top Box)を採用している縁もあり、ファーウェイの製品に関心を持ちました」と鈴木氏は言います。

「VMwareによる仮想化運用を前提としており、VMの集約率を上げるために、低コストかつできるだけ多くのコアを搭載するサーバーを必要としていました。また、データセンターを社外に持ち、そこから24時間365日ノンストップのサービスを提供しているため、リモートで管理できることも必須条件でした」

RH1288 V2/V3は『Intel® Xeon® E5-2600 v2/v3』のプロセッサーを2基搭載可能で、遠隔からの起動・シャットダウンもできる管理ツールiBMC(Intelligent Baseboard Management Controller)を無償で装備。「事前の検証でも、監視におけるアラートの確実な受信が確認できましたし、何よりも価格の安さが決め手でした。特に管理ツールのiBMCは無償にもかかわらず、他メーカーと機能的に劣るところはないと感じています」と鈴木氏。また、SI (Side-band Interface)によって管理用ネットワークポートの集約が可能で、スイッチ側のポート消費を抑えることで、TCO(総所有コスト)削減に寄与しています。

柔軟なカスタマイズ、故障ゼロの安定稼働

本社のR&D部門に、仕様のカスタマイズを直接交渉できるサポート体制があることも利点となりました。「今回は、運用上旧バージョンのESXをインストールする必要があったのですが、当初予定していなかったNICなどのドライバーのISOイメージへの統合についてすばやく対応していただき、そのスピード感に驚きました。グローバルでの充実したサポート体制があることが実感できました」

2014年12月からすでにRH1288(V2/V3合計)134台の導入が完了し、今後さらに30台の追加を予定。社内システム向けにも採用しています。「導入開始から10か月になりますが、いまのところ1台の故障もなく、安定して稼働しています」

安心の品質管理とサポート体制

製品採用にあたり、鈴木氏は中国・深圳のファーウェイ本社で工場を見学し、品質管理への信頼を強めたと言います。「以前に日本の自動車メーカーの工場を見学したことがあったのですが、ファーウェイの工場もそれに引けを取らない先進的な生産方式を取っていることがわかりました。自動化されたラインと整理整頓の行き届いた工場の様子からも製造技術の高さを実感し、品質への不安は完全に払しょくできました」

検討段階でのやりとりから、サポート体制にも安心感を持ったそうです。「初めて使うサーバーなので不安な部分もありましたが、日本オフィスの優秀なエンジニアがこちらの要求を確実に理解してくださり、問い合わせにも常に迅速に回答していただけました。事前に仕様をきちんと検証し、詳細なレポートが提出されたのもありがたかったです。また、導入時にも管理ツールの使い方や細かい質問に対しても丁寧なサポートがあり、安心して購入まで踏み切れました」

サーバーでの実績からスイッチも採用

サーバーの導入によりファーウェイの製品性能とサポートに高い満足度を得たU-NEXTは、ウェブ・フロント用のL3およびL2スイッチにもファーウェイの『S5700』『S5720』シリーズ製品を採用しました。

「スイッチはネットワークのルーティングに関わるため、製品の選定にはより慎重にならざるをえません。また、メーカーによって使い勝手が大きく違うので、他社製品にリプレースするハードルが高いと感じていました」

しかし、ファーウェイ本社でスイッチ製品の詳細な説明を聞き、さらに導入前にエンジニアから直接インストラクションを受けたことで、そうした懸念が解消されたと言います。「性能と価格のバランスに加え、冗長構成を構築する際に接続して再起動するだけと、設定に手間がかからない点を評価しました。また、コマンドの使い勝手がよく、誤って削除してしまうといったヒューマン・エラーが発生しづらいのも助かります」

拡張性に期待、統合管理プラットフォームの導入も視野に

「今後サービスを拡大・発展させていくにあたり、レガシーのシステムを無駄にすることなくシームレスに拡張していくことが重要になります。新しい技術に柔軟に対応でき、さまざまなミドルウェアが動く環境を維持できるような製品を提供しつづけてほしいですね」と鈴木氏。大規模になってきたシステムを効率よく管理するため、監視やアップデートを一括で行えるファーウェイの統合管理プラットフォーム『eSight』の導入についても検討を始めています。

ファーウェイ・ジャパンはこれからも、こうしたお客様のニーズにきめ細かく対応しながら最適な仕様を実現し、高いコスト効率でお客様のビジネスの継続的な成長をサポートする製品を提供してまいります。

映像配信サービスに使用する全サーバーとウェブ・フロントのスイッチにファーウェイ製品を採用
映像配信サービスに使用する全サーバーとウェブ・フロントのスイッチにファーウェイ製品を採用

映像配信サービスに使用する全サーバーとウェブ・フロントのスイッチにファーウェイ製品を採用

※2015年9月1日現在。カラオケのタイトル数を含む。

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